お知らせ

• 2024/11/28: 国際会議SIGGRAPH Asia 2024（2024年12月3日～6日）で、グラフィニカは1件の論文発表（Technical Communications）と1件のセッション企画（Birds of a Feather）を行います。
• 2024/11/28: 技術開発プロジェクトのウェブページを公開しました。

プロジェクト

スタイル転写技術のプロダクション活用

学術研究としては古くから存在しているスタイル転写（style transfer）技術を、実際の映像制作プロダクションで効果的に活用するための技術開発に取り組みました。これにより、3Dアニメーションでありながらも水彩画・油彩画などの2Dタッチのニュアンスを含む実験的映像作品『Forest Tale』の制作につながりました。

詳細ページ

Unreal Engineを用いた映像制作ワークフロー構築

ゲームエンジンであるUnreal Engineを活用した映像制作のワークフローの構築に取り組んでいます。制作を支援する一連の支援ツール群を開発し、効率的なカットシーン制作やプリプロダクションを実現しています。

詳細ページ

対外発表

• Yuki Koyama, Jun Kato, and Tatsuo Yotsukura. R&D for Anime Production: Collaborative Cultural Craft of Art, Science, and Engineering. SIGGRAPH Asia 2024 Birds of a Feather. 2024/12/06. [Link]
• Hideki Todo, Yuki Koyama, Kunihiro Sakai, Akihiro Komiya, and Jun Kato. A Practical Style Transfer Pipeline for 3D Animation: Insights from Production R&D. SIGGRAPH Asia 2024 Technical Communications. 2024/12/05. [Link]
• 藤堂 英樹, 小山 裕己, 酒井 邦博, 小宮 彬広, 加藤 淳. 3DCGアニメーション向けの実用的なスタイル転写: 映像制作のためのR&D実践. 第32回Visual Computing 2024 (VC 2024) ポスター発表. 2024/09/10. (VCポスター賞, 優秀研究発表賞)
• 小山 裕己, 小宮 彬広. クリエイター向け技術情報をラジオ感覚で発信する、社内講座内容を紹介！. クリエイティブ企業超交流会 in 京都. 2023/11/17. [Link]
• 竹俣 太樹, 堀内 隆, 小宮 彬広, 佐々木 達朗, 上野 亮. ヘブンバーンズレッド -未来を見据えたルックディべロップメント-. コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2023 (CEDEC2023). 2023/08/24. [Link]
• 小山 裕己, 小宮 彬広, 加藤 淳, 酒井 邦博, 藤堂 英樹. アニメR&Dの最前線：絵コンテ制作支援からルック開発、ゲームエンジン活用まで. コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2023 (CEDEC2023). 2023/08/23. (招待セッション) [Link] [Archウェブページ]
• 小宮 彬広, 福岡 北斗, 酒井 邦博, 堀内 隆 氏. グラフィニカの開発したツールで紹介する、UE4でのカットシーン制作ワークフロー. あにつく2022. 2022/09/23. [レポート前編] [レポート後編] [YouTube]
• 田熊 健, 小山 裕己, 小宮 彬広. アニメ/CG現場のコンピューティング～現場のR&Dと技術者のR&D～. エンタテインメントコンピューティング2022. 2022/09/02. (招待講演) [Link]
• 小宮 彬広, 福岡 北斗, 酒井 邦博, 中村 匡彦. グラフィニカのUE4映像制作のツール・ワークフローの裏側紹介！. UNREAL FEST EXTREME 2022 SUMMER. 2022/05/23. [Link]
• 小野 竜太, 小宮 彬広, 高橋 健太, 堀内 隆, 山本 英史, 後藤 岳, Naomiki Sato. UE4とEPOSで創る新しいアニメ制作のワークフロー. UE4 Manga Anime Illustration Dive Online. 2022/02/19. [Link]
• Jun Kato, Yuki Koyama, Tatsuo Yotsukura, and Koya Imamura. R&D for Anime Production: State-of-the-Art and Future Prospects. SIGGRAPH Asia 2021 Featured Sessions. 2021/12/16. [Link]
• Norihiko Miyoshi, Heisuke Saito, Hiroshi Moriguchi, Naoki Ao, Takashi Horiuchi, Takeshi Tsuruta, Yuki Koyama, and Hiroki Omae. Unity Anime Toolbox: The Key to Creating Studio Quality Animation in a Real-Time Engine. SIGGRAPH Asia 2021 Featured Sessions. 2021/12/15. [Link]
• 小宮 彬広, 森口 博史, 福岡 北斗, 酒井 邦博, 中村 匡彦, 堀内 隆. 劇場アニメ『HELLO WORLD』“一行瑠璃” のUE4によるセルシェーダー構築フロー. UE4 Cinematic Dive Online. 2021/10/16. [Link]

発表文献

• Hideki Todo, Yuki Koyama, Kunihiro Sakai, Akihiro Komiya, and Jun Kato. 2024. A Practical Style Transfer Pipeline for 3D Animation: Insights from Production R&D. In Proceedings of SIGGRAPH Asia 2024 Technical Communications (SA Technical Communications '24), pp.22:1–22:4. [arXiv] [DOI]
• Yuki Koyama, Takeshi Tsuruta, Heisuke Saito, Daisuke Takizawa, and Hiroshi Moriguchi. 2021. A Procedural MatCap System for Cel-Shaded Japanese Animation Production. In SIGGRAPH Asia 2021 Posters, pp.34:1–34:2. [DOI]

メディア掲載

• ACM. People of ACM - Yuki Koyama. 2024/11/05. [Link]
• CGWORLD.jp. CG映像業界のテクニカル系の仕事を探る 第4回 後編：先進的な開発への取り組み. 2024/05/31. [Link]
• CGWORLD.jp. CG映像業界のテクニカル系の仕事を探る 第4回 前編：グラフィニカ 技術開発スタッフの仕事. 2024/04/12. [Link]
• 4Gamer.net. ［CEDEC 2023］あのライブシーンはこうして生まれた。「ヘブンバーンズレッド -未来を見据えたルックディべロップメント-」聴講レポート. 2023/08/25. [Link]
• 4Gamer.net. ［CEDEC 2023］ゲームとは異なる文化を持つアニメ業界からR&Dを学ぶ。研究開発をテーマにしたセッション「アニメR&Dの最前線」をレポート. 2023/08/24. [Link]
• CGWORLD vol.283（2022年3月号）. ＜特集＞ アニメ制作の現在と未来. SIGGRAPH Asia 2021セッションレポート「アニメづくりのR&D：現状と今後」. 2022/02/10. [Link]
• GameBusiness.jp. ゲームのアニメーションのクオリティを上げるには？―グラフィニカとUnityによる共同開発の成果と未来【SIGGRAPH Asia 2021】. 2022/02/04. [Link]

受賞

• 藤堂 英樹. 情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会. 優秀研究発表賞 (CGVI賞). (内定)
• 藤堂 英樹, 小山 裕己, 酒井 邦博, 小宮 彬広, 加藤 淳. Visual Computing 2024. VCポスター賞. 2024/09/12.
• 小山 裕己. 情報処理学会 (IPSJ) およびAssociation for Computing Machinery (ACM). IPSJ/ACM Award for Early Career Contributions to Global Research. 2024/03/15.
• 小山 裕己. Visual Computing 2022. VC Young Researcher Award. 2022/10/08.